2012年11月15日木曜日

ファンコット総論 2012

2012年のファンコット情報とファンコットがなぜダサいと思われるのかについての考察。

おさらい:
FUNKOTとは?
2000年代初頭にインドネシア、ジャカルタで生まれたハウスミュージック究極進化系
BPM200近くでプレイされ、独特のビート、パーカッション、ベースライン。
激しいシンセサイザーフレーズと節操のないボイスサンプルが特徴。
あらゆるジャンルのファンコットスタイルのリミックスが存在し、洋の東西を問わない。
そのリミックスはもはやリミックスというより「魔改造」といった方が正しい。
車に例えるなら、水陸両用ジェットエンジン付きで武器を搭載したデコトラみたいなもの。


1:現在のFUNKOTを取り巻く状況。

インドネシア本国・およびファンコットシーン全般

・ヨーロッパ、アメリカなどに飛び火。(ただし日本経由)
日本産のハードコアテクノ(J-CORE)好きが新しい音楽として取り入れている模様。
SOUNDCLOUDなどを探すと西洋人によってFUNKOT楽曲が見つかる。
オランダのDJなどはインドネシアフェスのようなイベントでDJしていたり、オタク向けのパーティーなどでプレイしているようだ。

オランダのDJ Komandan Garudaのパーティー映像




・CYBER DJ TEAMに新世代が登場。
ファンコット界伝説のDJことジョッキー・サプトラ率いるメキメキと頭角を現している模様。
CYBER DJ TEAM NEXT-GEN
左からDJ Gapar , Jockie Saputra, DJ Agoenk, DJ Titi DJ Abaz, DJ ANDY,DJ IVAN,DJ Franky,DJ Dealy,DJ Ricko

・ファンコットの聖地、ジャカルタはミレニウムがFUNKOTのプレイを終了。
(悲しいニュース)とは言え、総本山、ゴールデンクラウン、ミレス、シドニー2000など巨大ファンコットディスコは現役。ミレニウムのファンコット停止について、事情通は「ライバルディスコに集客が流れるのを嫌ったミレニウム経営陣が独自の方向を模索しているようだ。悲しいことだが、ファンコットが死んだわけではない。地方ではますますの盛り上がりを見せているし、クラウンもシドニーもある。」と。
数年したら「またファンコットに戻るんじゃないか?」との意見多数。

・CYBER DJ TEAMのDJ ANDY も NDEEJAY REMIX CLUB(NRC)
を開校し、ジャカルタだけでなくバンジャルマシンなど地方都市にも支店を出している。



私も花を送らせてもらいました。



・SAYA BUKAN DEEJAY( I AM NOT DJ)TEAM
というYOUNK, ADIYを中心としたFACEBOOKユーザーを中心に組まれたアマチュア(DJ兼業)のDJチームが急激に勢力を伸ばしており、チャリティー活動なども行っていて現地の新聞にも取り上げられるなどして話題に。







・日本製のトラックが現地で高評価。
現地末端DJが買うシングルトラック集に(ネット上でかき集められた)DJ JETBARON,SHISOTEX,SUAMAといった日本人の作ったFUNKOTが収録されている。特にSHISOTEXのトラックは現地でも欲しがるDJが多く、かなりプレミア化している模様。

・日本進出にも意欲的?
DJ RONNYからのメッセージ
渡航費、滞在費などは全部自分で持つから日本でDJをさせてくれ。
500-1000人のキャパで頼む、と日本の現状がいまいち伝わっていないメッセージをもらう。平日で1000人規模のハコが満員になっている現地では日本のクラブシーン全体の低迷感は理解してもらいずらいだろう。


・ファンコットの遅い版、プロコットは今?
プロコットはジャンルとしてかなり定着、独自の進化をしはじめている。ブレイク・ファンクという名前が定着しつつあり、ダッチ・ハウスなどと一緒にプレイされるように。



2.現在の日本FUNKOTシーンの現状

日本でのメディア登場が2009年8月のタマフルでの特集と考えると、日本にFUNKOTが伝来してまだ3年程度と考えると恐ろしい!


・クラブシーンでもファンコットがダンスミュージックのジャンルとして認知。
アシパンの向かいに今年の夏ごろにできたクラブのオープン告知ポスターの中で、HOUSE, HIPHOP,REGGAE,ELECTRO,DRUMN'BASS,DUBSTEPといったジャンル名列記の中の最後列にFUNKOTの名前が。ただ、そのクラブからブッキングが来たことはない。
とはいえ、「無視できない」存在になっていることは間違いない事実。

・DJ TEAMと地方イベントの誕生
日本でも京都、札幌、名古屋などに2-3人のDJで構成されるDJTEAMが次々と誕生、ファンコット専門のクラブイベントが小規模ながらも全国的に開催されはじめている。音源入手の困難さ(タワレコでもDLサイトでもITUNESでも買えない)や情報の少なさを考えるとこれは生半可な熱意では不可能である。半笑いで聞いていたのでは絶対にこうなりえない。
東京のDUGEM RISINGをはじめDUGEM DI BARAT, FJ UTARAなど20代前半のヤバい音楽に敏感な世代が中心。


・オフィシャルリミックスの増加
SRサイタマノラッパーシリーズの主題歌のREMIXをはじめ、スクエアエニックスのゲームのアレンジCD、PC用アダルトゲームのアレンジ、レゲエ界からはHIBIKILLA、HIPHOP界からはJACKRABBITS、そしてUK HIPHOPのROLL DEEPなどオタク、バギー方面問わない各方面の「分かってらっしゃる」界隈からオフィシャルでのREMIXの依頼が多くなり、FUNKOTトラックメーカーの需要が増えている。

・アイドルXファンコットのコラボ。
アイドルグループ9nineの11枚目のシングル。2012年11月14日にSME Recordsから発売された「イーアルキョンシー feat 好好!キョンシーガール」が日本初のFUNKOT アイドルポップス。
テレビ東京で放映中のドラマ「好好!キョンシーガール」の主題歌として採用されたのはまさかのファンコット。
岩崎大勢作曲、高野政所編曲。岩崎大勢からの依頼にFUNKOT成分濃密なトラックがまさかの一発OK。採用。





発表当時、9NINE古参ファンからYOUTUBE,ニコ動にてボロカスにこき下ろされるも、「中毒性がある」「繰り返し聞くうちに、良さが分かってきた」「知らぬ間に口ずさんでいた」などの好意的な意見に徐々に増加している。
さらに子供の間で結構な勢いで流行っているらしく、四歳児が歌っていた、うちの子が口ずさんでいた、キョンシーごっこが流行ってる。などSNSでは分からない部分で大幅にFUNKOTサウンドが浸透中。オリコンデイリーチャート10位を記録。


またツイッター上のやり取りで偶然にアップアップガールズ(仮)のリミックスを依頼されるなど、今もっと先進的な音楽実験が行われる場としてのアイドルシーンからの注目も高まっている。
ちなみに最初にFUNKOT REMIXを依頼してくれたのはSAORI@DESTINYさんでしたが、当時はあまりに早すぎたため、ここまで話題になることはなかった。

・タワーレコード大高店(名古屋)が突如としてツイッター上でFUNKOT応援店を表明。

続いて磐田店、東浦店、広島店FUNKOT応援店を表明!
何が起きている!?

アツいポップが!!


・クイズ「アタック25」にFUNKOT。
アタック25でバラバラになった漢字2文字を当てるクイズで、問題中のBGMがファンコットのビートでみやみにブチあがると話題に。音の感じから初期の国産物と判定。

・チョーヤのCMにファンコットが使われる。
チョーヤ泡立つウメッシュ「泡ダンス編」あきらかにLEMBANG(初回特集でCYBER
GROOVE1)というファンコットシーンでは有名なメロディの模倣。白人の女性が阿波踊り風のダンスでこちらに踊りながら迫ってくる。

http://www.choya.co.jp/cm/
こちらの「泡ダンス編」です。

コミカルなイメージではあるが、この広がり方は異常
この楽曲は曲名:「ファンキーAWA」 作曲:中島靖雄作詞:非公開歌:平沢なつみ.製作したのはCM音楽のほか、バニラビーンズの楽曲を製作したプロの作曲家の方で、配信、CD発売の予定は無だそうです。

3:ファンコットは本当にダサいのか?
~ファンコットを理解するためのヒント

実際、ファンコットは広がっているし、シーンが存在する以上は、魅力を秘めている音楽である事は間違いない。
しかし、いまだに「ダサい」と揶揄される事も少なくない。これは当然、最初にスットコドッコイ音楽という形で日本に紹介してしまった自分の責任だが、当時は素直にそう思ったのだ
「当時」は。

ここで、ファンコットは本当にダサい音楽なのか?というのを考えてみよう。

音楽の評価の仕方で現在主流なのは「かっこいい」「ダサい」である。
そもそも音楽に形や色など無いのだから、冷静に考えると何が「恰好がいい」のかよくわからない。強いて言うなら「いい曲」「素敵な曲」などという表現なら許されるだろう。
カッコいいものがあるとすれば、それは「演奏している人」がカッコいい、または「聴いている俺、カッコいい」可能性はある。
音楽はただの周波数なので、格好がどうのというのはやはりおかしい。
ただ「素敵」と表現するのは味気ないので、「カッコいい」になったのではあるまいか?


しかし「カッコいい音楽だけがいい音楽だ」言い切ってよい限界が来ているように思う。
それを感じたきっかけが、最近、YOUTUBEで再生数7億を達成し、ビルボードのチャートで一位を獲得したPSYの「ガンナムスタイル」



「これがなぜ全米や欧米を巻き込んで人気なの?」と戸惑いを隠せなかった人達はながらく親しんできた「カッコよさ」がそこに感じられなかったからだと思う。
ガンナムスタイルは何故ヒットしたのか?


昨今、若い層を中心に音楽を聴いて言う反応で「カッコいい」に匹敵するくらい主流となっているのが「ヤバい」「アガる」という評価である。
もちろん「安静」「安らぎ」の方向に向かう楽曲というのもあるが、ここではいったん無視したい。
ヤバいやアガる、に含まれるのはポジティブな意味での「驚き」と「感動」である。
ガンナムスタイルを評価するにあたって「ヤバい」「アガる」を基準に考えれば、あれがヒットした理由わかるのじゃないだろうか?

サングラスの小太りのオッサンが面白い動きでやたら調子のいいビートに乗り、何やら韓国語で歌っている。そしてPVも滑稽な感じである。

これは従来の「カッコいい」という基準で言うとゼロ、もしくはマイナスである。が、しかし、なぜか心をつかまれる。全世界の人たちが感情を揺さぶられたわけだ。


これは要するに何かしら「いい」「素敵」な要素があるからヒットした。

もっというと「ヤバい」し「アガる」からヒットしたわけである


過去にガンナムスタイルと似たようなヒットの仕方をした音楽は結構ある。
ランバダ、マカレナ、スキャットマンジョン、サンバデジャネイロ、マイヤヒなどだ。


 
みんな知ってる「マイヤヒ」ことO-zoneのDragostea Din Tei

外国語で意味が分からないし、カッコいい人たちが演奏しているでもなく、なんとなく全世界中を巻き込んでヒットした楽曲たちだ。
(しかも、その後アーティスト達の名まえは印象に残らず、曲だけが有名なのである。全世界的には無名のやからが突然世界中で流行する曲を作ってしまった。彼らがその後どうなった?とか一切聞かないし、好事家で無い限り調べたりしないだろう。でも曲は有名だし、だれでもわかる。)

これらの曲は「かっこいい」とは中々言えない。つまりこれは、当時としては「ヤバい」し「アガる」からヒットしたのではないだろうか?

ファンコットはこういったモノの感覚に近い。

ファンコットを視覚化するとどうなるか?



 Happy Drummer Cat 通称:ヤバえもん


ヤバいとしか言いようがない。
100パーセントこれを見た人が言う感想が「ヤバい」だ。
ヤバいけど魅力がすごい!ずっと見ていたくなる魅力!

これがファンコットだ!

従来の「カッコいい」視点よりももっと直観的な部分に訴えかける「ヤバい」「アガる」ものと考えるのが分かりやすいだろう。
自分が二年前、スットコドッコイとこれを表現していたのも、自分の経験や知識に照らし合わせても理解できない部分を、スットコドッコイという言葉で笑いと揶揄の方向に逃げていたのだと思う。

今思えば、現地へ行くまで本来のファンコットが持つヤバさを理解できなかった。
しかし、現地の超巨大ウーファーで爆音を浴び、現地のDJの真剣さに触れる事によって、そういった気持ちが見事に瓦解する。
関連性のないラップやボイスサンプルも気持ちよくリズムを刻み、時に入る東洋的なメロディの心地よさにも気づく。
意味がわからないカウベルのビートが超爆音でなった時の空間を切り裂くような響きや、振動が空気を震わせる野太いベースライン、
そしてファンコットの全部の曲に入ってるんじゃないかと思うくらいに出てくるアーユーレディー!ティッケー。。。
この音楽の持つ「ヤバさ」「アゲ」に強制的に向き合わされたのだ。

あーヤバい!ファンコット超ヤバい!超アガる!


今でもSTDKなイメージを持ってる人は、三年前の俺と同じ場所に立っている
つまりファンコットの入り口に立っているわけだから、正面から向き合う機会があれば、異常に魅力がある音楽だとわかると思う。
しかし、「圧倒的にヤバい」し「圧倒的にアガる」存在であるファンコットもそのヤバさを感じられる前に拒否反応を示してしまう人が結構いる。

これはなぜか?
「ヤバさ」にも二種類あるように思う。

「イッテる。」 と 「キテる。」の違いだ。その感動や驚きが自分の理解できる許容範囲外で意図が計り知れなかったりすると「イッテる」と表現される。
逆に「キテる」は自分の許容範囲ギリギリまでヤバさが迫ってきている。という事だ。

許容範囲というのは人によって個人差がかなりある。

ある人が「キテる!」と感じて心をぐっとつかまれるものも、ある人にとっては「イッチャってる」と感じて突き放してしまう場合もある。

許容範囲というのは今までの経験値や知識によって広さが決まる。
もっというと、何も偏見がない状態というのが一番許容範囲が広い。


ファンコットの場合、御存じのとおり、西洋発祥の全世界でポピュラリティを得ている既存のダンスミュージックからは極端に異形である。
ガンナムスタイルよりもだいぶ異形のものになっている。

つまり「ヤバさの度合いがでかい」=「かなりヤバい」のだ。
ファンコットはほとんどの人から見て「イッテる」レベルの音楽なのかもしれない。


だから許容量が大きい人、つまり未知のものに対して好奇心を持って正面から対面できる人にとっては「これはヤバい!キテる!」と感じるわけである。もちろんこれは人種や環境、志向などで左右されると思う。
ただし、強烈な体験をすることによって、強制的に理解させられてしまうこともある。それが二年前の自分だった。

一般に若いほどヤバさ許容量は大きいと思う。

一番顕著なのは「子供の反応が異様に良い」という事だろうか。
子供は音楽はあらゆるものに対しての偏見がない。正面からその表現が発してくる「ヤバさ」を受け入れられるのだ。

「ちょうちょ」の歌から「エグザイル」まで同じ感覚で対することができる。
つまりファンコットで言う「仮面ライダーBLACK」から「マイケルジャクソン」までがを同じ地平でリミックスされるということ。

子供たちの前でDJをしたことがあるが、異常に盛り上がったし、ある放送作家さんの娘がファンコットを聞いて狂ったようにグルグルまわり続けていた
という話も聞いたことがある。他にも子供が・・・という話は絶えない。イーアルキョンシーも子供中心に受け入れられているようだ。

子供がヤバいというものは純粋にヤバい。
子供だましという言葉があるが、ファンコットにはそれは当てはまらない。
現地では大人たちによる巨大なシーンが存在するからだ。

だからそういう(ある種西洋的価値観に根ざした)カッコよさ判断で音楽を聴いている人には、「ファンコット?あのダサい奴でしょ?」と一蹴されるし、受け入れてもらえない場合も多いが、すっとこ的な揶揄でも「逆に」でもいいので、ある程度「キテる!」と捉えている人たちは、少しはそこに魅力を感じているという事なので、何か機会があって現場などで体験すれば変わるかもしれない。
大事なのは面白さではなくて、正面から純粋な心で聞いてみて気持ちがアガるか、という所が最重要である。

その観点からみるとファンコットは「間違いなくアガる」。
そしてそのアガる感覚が好きならばファンコットが好きになるだろう。
本来、音楽や芸術を言葉にする時点で非常にB.U.S.U.Iではあるが、あえてここではこのよう語った。

「ヤバさを多くの人と共有したい。」これに尽きるわけである。

DJミックスをした方がヤバいし、ラジオで聞くよりも、ちゃんとしたスピーカーで。

もっというと現場でデカい音で体感してみてほしい。

ファンコットはヤバい。

もはや考えるな!
アジアの英雄、ブルース・リーは言った。
DON'T THINK!! FEEL!!

(補足)
☆ファンコットが日本人にも受ける理由。

日本含め、アジアははいろいろな文化を共存させる。
例えば、クリスマス、ハロウィン、バレンタインデーを楽しみながら、夏祭りや、節分の豆撒き、お正月七夕なども同時に楽しむ。とにかく理由を付けて、楽しめるモノ、アガるものを取り入れて来た。
逆に、西洋は日本の祭りや、中国の春節祝いなど、アジアの祭りをアガるからと言って取り入れてはいない。
つまりアジアには、アガれるモノは、思想や人種、宗教を超えていいとこ取りする考えがあり、無意識にそれを行って来た。

ファンコットは国籍や、文脈、時代を一切すっ飛ばし、東洋的なモノと西洋的なモノをアガる(ヤバい、enak)だという理由で、共存させている。
例えば、中華系歌謡のリミックスのイントロが、ウルトラボックスのヒムだったり、洋楽の有名曲のサビやラップが、単なる声ネタとして使われている。そこには国境も人種も文化もぶっ飛ばした気持ちいい、アガれる、という突き抜けた思想しかない。

これはアジアの持つ折衷思想であり、文化、思想、人種を超えた人間の本能として備わる快楽追求を突き詰めた故の音楽性であり、早さも含め、アガるというコトのみを追求した音楽なので、そこになっている音に対して、文脈や物語性、高尚な哲学、歴史的な何か、メッセージ性を求める人にとっては浅くみえるし、理解しづらいモノかもしれない。

しかし異端を排除するのではなく、独自に解釈し受け入れて来た日本人には思想としても実は受け入れ易いはずではあるし、アジア人のDNAには元から備わっているアガりたい本能からすれば、これ以上分かりやすく、サービス精神に満ち、そこに特化しまくった現存する音楽の中ではある意味、非常に洗練されたものであることが分かるはず。

洗練をカッコいいと表現するならば、ファンコットはヤバかっこいいのである。

2012年9月27日木曜日

アップアップガールズ(仮) アッパーカット! DJ JETBARON REMIX

ツイッター上での何気ないやり取りから決まった、アイドルグループ アップアップガールズ(仮)の
楽曲「アッパーカット!」のDJ JET BARONによるREMIXです。


GANGNAM STYLE Funkot

youtubeで二億回を越える再生を記録し、アメリカでも大ヒット中の韓国のアーティストPSYの江南スタイルは早速どんどんFUNKOT化されております。


2012年9月19日水曜日

9/30(SUN) ALTURA vs DUGEM RISING

9/30(SUN) ALTURA vs DUGEM RISING

8月に行われ、大盛況だったMAKINA 専門PARTY "ALTURA"が昨今、勢いに乗りまくり、アイドル界からCM界を騒がす高速ブチ上げクラブミュージック「FUNKOT」PARTY DUGEM RISINGと直接ブチ上げ対決!



MAKINA DEEJAYsにはDJ DEPATH, Nadeco, 12_1、対するFUNKOT DEEJAYSはDJ JET BARON,Shisotex,KISSが登場。
国内両ジャンルの重要人物が集結!!

17:00-23:00
ENTRANCE: 1500/1DRINK LADIES 1000/1DRINK

出演

FUNKOT DEEJAYS

DJ JET BARON(DUGEM RISING)
Shisotex(DUGEM RISING)
KISS aka Soloist(DUGEM BAYANGAN)

MAKINA DEEJAYS

DJ DEPATH(BURNING CHROME RECORDS)
Nadeco(YTR Records)
12_1(ALTURA)



※MAKINAとは
マキナ(Mákina)とは、1990年代初頭に生まれたとされるスペイン・バルセロナ発祥のダンスミュージック。 DJのミックススタイルとして産声を上げたこのジャンルは、多様なジャンルと融合を重ね、現在の様なハードコアを主体としたレイブミュージックに成長した。音色や構成はハッピーハードコアと近いものがあるが、スパニッシュスケールを用いた物や、ジャーマントランスから影響を受けた物が多く、哀愁を感じさせる旋律のトラックが大部分を占めている。日本では主に M-Project や DJ DEPATH がマキナの普及に務めている。



2012年8月14日火曜日

8/25(sat) DUGEM RISING ON THE BEACH @江の島

夏だ!海だ!FUNKOTだ!ということで、暑い季節には暑い国のダンスミュージックを!!
海でFUNKOTはヤバすぎる予感・・・!!!


8/25(SAT) DUGEM RISNG ON THE BEACH 
@ 江の島西浜海の家BIKINI(江の島水族館近く)
13:00-20:00

CHARGE: MEN:1000YEN LADIES:FREE

FUNKOT DJs: 
DJ JETBARON(DUGEM RISING)
JOCIKE "MASTABASS"SUAMA(DUGEM RISING)
DJ KISS aka Soloist(DUGEM BAYANGAN)
Ascalypso(EGOCIRCUS)

DJs:
MASAKI(LOOP/ATLANTIS)
MOMO(湘南BREAK/BRACK MAGIC)
KAZUHIRO ABO
DAI-ON vs KYANARI
REI(TERRITORY/ATLANTIS)

MC: RyN(EGO CIRCUS)

DANCER:xHC08x

TEQUILA GIRL:AMANDA

2012年7月18日水曜日

DJ KISS aka soloist School Of Funkot mix 2012

FUNKOTの現場では当たり前のリテラシーもWEB上では伝わりません。いわゆるFUNKOTを聞きたいが何から聞いたらいいかわからない、という声も多いです。それもそのはずでFUNKOTは毎月のように大量に新曲がドロップされ、今この瞬間が聞き時なのです。
しかし、FUNKOTにはこれさえ知っておけば現場で間違いなくアガれるというお約束・定番フレーズが沢山あるという事も事実。
なので、このお約束や定番フレーズをこれでもかと盛ったMIXをフリー配信することにしました。
FUNKOTの学校という事でSCHOOL OF FUNKOT MIXと名づけました。MIXは若き日本のFUNKOTERで最も勢いのある若手 DJ KISS aka Soloist。彼自信の提案でこのMIXは作成されたものです。
さらに超懇切丁寧な解説をDJ JET BARON こと高野政所が加えてあります。



以下のリンクよりダウンロードしてください。


ZIPファイルの中には音声ファイル、解説のテキストとジャケット画像が同梱されています。





tracklist

1.DJ ZINYO - Fujin2012
2.Andy - Title(Kucing Goreng,Twilight Zone)
3.JMBS - I Like It Loud
4.Andy - I Got To Run (Lethal Industry)
5.Andy - Inina Tora db (Tokyo Drift)
6.Gugun - Do U Want A Get Bass(Bailar,Phat Bass)
7.JET BARON - Chinese Ghost Story(Indian Power)
8.Edwin - Poem Without Words(Lethal,Yo DJ)
9.Shisotex - Doll vs Lembang
10.Richiter - Tian Di(Cape Deh)
11.Andy - Cinta Satu Malam (Miracle)
12.Ronny - Grab That Things
13.Shisotex - Kucing Garong Simple
14.Roy B - Its The Power Of Magic
15.BAYU & DOD - I Like Millenilum Party(Exorcist,Alaska,I Like It Loud)
16.Dealy - Mega Party(Cape Deh,Lembang,I Like It Loud,Power Of Magic)
17.Ronny - Bersama Bintang(Hymn)
18.NizziE - Rain & Tears(Canon,SMS)


MIXED BY DJ KISS aka soloist



Funkotは自由である。そして自由には規律が付き物である。
ダウンビート部での圧倒的な自由度が許されている代償にFUNKY BEAT部分には様々な決まりや制約があるのだ。
ビートパターンやパーカッション、ベースライン、ボイスサンプルなど一曲聴いてすぐ分かる特徴もあるが、

実はそれ以上に「お約束」のフレーズが沢山ある。2000年初頭のFunkotの成立以来、当然数々のヒット曲が生まれているのだが、その曲が毎年のようにリメイクされるだけでなく、個々の楽曲のフレーズが他のトラックのイントロに入ったり、間奏に入ったりと「知っていれば500倍楽しめる」仕掛けが沢山ある。

お約束のフレーズが飛び出せば条件反射のようにフロアは熱狂と歓声に包まれる。
またお約束フレーズがある事により、意外性を持った展開を構築する事が可能になり、より高度なフロアコントロールを可能としている。
また、こういったフレーズに正しい呼称は無いと思われるのだが、「タイトルにこの語が入っている場合は、このフレーズが出てくる」といった予想も付くようになり、FUNKOT DJの間では選曲の目安になるとともに、「Bailarが… Fujinが…」などと通常会話のように語られる。
これは現場に繰り返し遊びに行く事によりクラウド達が必然的に学習していくものであり、特にまとめて語られる事も無かったが、DJ Kiss aka Soloistによる渾身の選曲、ミックスを通して解説して行きたいと思う。

1.Zinyo - Fujin
オープニングを飾るのは「Fui-jin,Fujien」などとも言われる定番のフレーズ。
これは楽曲のタイトルそのものが「Fu-jin」になっている。
ダウンビート部に挿入される事が多く、印象的な三味線のような琴のような音色で奏でられるのが定番である。Dangdut Houseの名曲「bete」などにも引用されているがオリジナルは不明。ロシア語の歌ではないか、との情報あり。
日本の楽曲でもDJ JET BARONの「Futari Wa Pretty Cure,Power Of Street Dreams」などのダウンビートで挿入されている。

2.Andy - Title
3:20ころから聞こえてくるのはインドネシア人で知らない人は居ないという2005年のDangdutの超絶メガヒット曲「Kucing Garong(クチン・ガロン:泥棒猫の意味)」のイントロで使われているフレーズ。オリエンタル感溢れる不思議な旋律が特色であり扇動的なブチアゲ感は薄いものの、超絶的名知名度があるフレーズのために、これも定番となっている。後にShisotexによる「Kucing Garong」そのもののリメイクバージョンも収録されているので聞き比べて欲しい。さらにこの楽曲では4:55あたりから「Twilight」と呼ばれるフレーズも挿入される。元曲は2UNLIMITEDの90年代のメガヒット、「Twilight Zone」から。Funkot成立以前の楽曲ではあるが、良いものは取り入れる。この精神がFunkotなのである。
「Twilight」のフレーズの後にうっすらと入ってくるアシッド的な音、これは「Bailar」と呼ばれる音であるが、この後もちょくちょく登場するので解説は後回し。

3.JMBS - I Like It Loud
ファンコット初心者が最初にまず記憶するであろうFunkot定番フレーズ界の帝王と言っていいだろう。
それが「I Like It Loud」だ。Funkotのパーティーで聞かない事は無い王道中の王道。
8:00ころから登場する一度聞いたら忘れることができない鬼のような高揚感あるメロディは全ファンコッター の血を沸騰させる。これでアガる事が出来るようになることが初心者への第一歩である。
毎年のように多くのDJによってリメイクされる永遠に語り継がれていくであろう名曲で、
これは日本人クリエーターJOCKIE MASTABASS SUAMAによるREMIX。
途中入る「I Am Game Over」というボイスも定番中の定番ボイスサンプリング。
元ネタはSCOOTERに同名曲があるが、フレーズは全く別物でFunkotのオリジナルであり、最高峰のフレーズの一つと言っていいだろう。
言っておく、この鼻歌が自然に口を付いて出てこない者はまだFunkoterを名乗る資格すらない。

4.Andy - I Got To Run

11:20ころから登場するシンセ単音のフレーズが「Lethal」だ。Tiestoの「Lethal Industry」が原曲になっており、ほぼ原曲と同様のメロディである。
これもFunkot王道フレーズとして外す事は出来ない。
楽曲はHardfunkと呼ばれるタイプの楽曲の典型的なもの。
メロディアスさをそぎ落としてビートとグルーヴ感、そして「トバす系」のフレーズで持っていくタイプの楽曲だ。

5.Andy - Inina Tora
13:28から始まるトランス/プログレッシヴ系では有名なヒット曲のREMIXで
「イニナートラッイ トラトラトーラトーラ」という声ネタが印象的。
ボイスの定番でもある。日本のFunkot DJの間では通称「イナトラ」と呼ばれる。
イナトラフレーズをシンセで引きなおした後に出てくる15:00からのガムランのフレーズ。
これは「Tokyo」と呼ばれるフレーズの変形型。元ネタはハリウッド映画「ワイルドスピード」の主題歌であり、日本のHIP HOPグループ「TERIYAKI BOYS」の「Tokyo Drift」が元になっている。インドネシアの民族楽器のひとつであるガムランを使用している事から、現地のファンには親しみが湧いたのか、ちょくちょく使われる定番のフレーズである。
「Tokyo Drift」楽曲そのもののFunkot Remixもある。このフレーズは日本では「DJ JETBARON/ Cing Cang Keling 2011」のイントロでも使用されているので日本のリスナーにもおなじみだろう。

6.Gugun - Do U Want A Get Bass
一昔前バリ島でKencang(クンチョン)と呼ばれていたタイプの楽曲。
今ではその呼び方はほぼ聞かず、Hardfunkという呼称で呼ばれる事が多いようだ。
この楽曲は2種類の強烈なアシッドフレーズを使用した曲でそのどちらもがFunkot界の超定番「トバし」フレーズとなっている。
19:06から出てくるフレーズが先ほども出てきたトバし系フレーズの定番「Bailar」である。フロアでの爆音で空間を切り裂くような強烈なこの音色は文句なく飛ばされる。
そして矢継ぎ早に19:26からのバースで繰り出されるのがトバし系最高峰「Phat Bass」である。このフレーズは数多くのHardfunkで使われいる。元ネタは映画BLADEのサントラの「Blood Rave」、またはWarp Brothersの「Phat Bass」。
このフレーズが使われる前には「Listen to the Phat Bass...」というボイスとセットで使われることが多いことも補足しておく。
またこれ系の音ではBlood Is Pumpingというのもある。

7.JET BARON - Chinese Ghost Story
楽曲自体は80年代末期の香港映画チャイニーズ・ゴースト・ストーリーのFunkot Remixであり、いわゆるジャンル的に言うと「Mandarin」と呼ばれる中国語楽曲に分類される。
この楽曲のブレイク。イントロのフレーズはごくたまにDangdut系に引用される事もある。
24:26からのオリエンタルなフレーズが「Indian Power」と呼ばれる定番フレーズ。
このように全く関係な楽曲の中に王道フレーズが挿入され、予想外のアゲを生むこともある。また「Indian Power」が出てくる楽曲はあるボイスで予想が付くのだが、それは現場で知ってほしい。
またその直後に出てくるラップのボイスは通称「Bad Boy」と呼ばれる王道中の王道ボイスである。このボイスでアガれるのもまたFunkoter初級者への第一歩であろう。

8.Edwin - Poem Without Words
さて、ここまで聞いた諸君は定番フレーズのなんたるかが少しずつ分かってきていると思う。イントロに先ほど登場した「Lethal」が使われていることでまず「ひとアガリ」できる。
その後に出てくるメランコリックなフレーズが「Poem Without Words(通称:PoemまたはWords)」である。美しく悲哀のあるメロディはFunkotの中のある一つの側面を象徴する。
もちろんイントロの「Lethal」との関係性は無い。いちいち関連性などを気にしていたらFunkoterはつとまらない。その場その場で出てきた展開、フレーズに素直にアガることが大事である。ダウンビートした後に出てくるのは31:28から出てくるのはこれも王道の「Yo DJ」と呼ばれるフレーズだが次の楽曲へMixされる途中なのでこれは是非現場で聞いて欲しい。

9.Shisotex - Dolls vs Lembang
日本が誇るAAA級トラックメーカーShisotexの楽曲で使われているのはタイトルに入る「Lembang」というメロディ。「ファンキーコタ」と日本で呼ばれていた頃に有名な楽曲「Cyber Groove1」のメロディといえば分かり易いだろうか?オリエンタルかつアッパーなこのメロディはFunkoterが最も好むメロディの一つだ。
「Lembang」とはインドネシアのBandungにある地名のようだが、詳細は不明。
また「Lembang」のタイトルがついていてもメロディには数種類あり、SUNDA POPのEs Lilinという楽曲のメロディが使われていたりと幅を持っている。
おそらくインドネシア歌謡系のメロ使いの楽曲を「Lembang」と呼ぶのではないだろうか?

10.Richiter - Tian Di
京都の実力派トラックメーカー/DJのRichiterによるマンダリン「感動天感動地」という名曲のFunkot Remixである。イントロに使われているのが、これもFunkot的定番「Cape Deh(チャペ・デー)」というフレーズ。これも2006-2008ぐらいまでは頻繁に使われいた大人気フレーズの一つだ。少し物悲しい感じの美しいメロディはウェスタンポイズンに毒された我々の心を東洋の医術のように優しく解毒していく。
元曲となっているのは2005年頃に流行したMelindaによるDangdut House楽曲「Cape Deh」のである。
ここで注意して欲しいのはあくまでも感動天感動地というマンダリンの歌のリミックスであり、「Cape Deh」が使われているのはイントロのフレーズだけである。
複雑な話ではない。良いイントロだから取り入れたのだ。


11.Andy - Cinta Satu Malam 
一夜の愛を意味する Cinta Satu Malam は2009-10年にDangdut界最大のヒットとなった楽曲で、街の中でもマッサージのお姉ちゃんにもこの楽曲の名前を言うだけで歌ってくれるという超が50000個付くぐらいの名曲。
さきほど出てきたCapae Dehと同じ歌手Melindaが歌っている。
元曲はCascadaの「Every Time We Touch」で、NAGASWARAレコーズによる正式なカバーバージョンとしてリリースされている、がインドネシア国民の中でCascadaの元曲を知っている人は少ないだろう。
と、ここまではあくまでも原曲の話。
このCyber DJ TEAM/DJ Andyのリミックスの場合少々複雑な構造になっている。
このCinta Satu Malam自体がCascadaの「Everytime We Touch」のカバーであるが、38:20ころから出てくるフレーズはCascadaの別の楽曲「Miracle」のシンセフレーズを使っている。
Remixにあたって、Cascadaのほかの有名楽曲のフレーズを入れるという工夫を見せている。
また、歌手のMelidaは現在は Aw-Awという楽曲がFunkot界でもヒット中。

12.Ronny - Grab That Things
さて、この楽曲もダウンビート系の定番といえるだろう。
ダウンビートに入ってから「Grab That Thing...」という女性のラップが入り、その後「Bad Boy」のボイス。これだけでガンあがりなのだが、前述の「Grab That Thing」のボイスが問題だ。これが登場する場合、呼応するフレーズとしては44:30頃からのフレーズである。
元楽曲はウィルソン、ケッペルとベティの20世紀中期頃のエジプト風ミュージカルの楽曲
Streets of Cairoからの引用。だがFunkot的な引用は2 Live Crewの楽曲からの可能性が大。

13.Shisotex - Kucing Garong Simple
2曲目のANDY - Titleで使われていた「Kucing Garong」のShisotexによる最新版のリミックス。
Funkotの基本は名曲を錆びさせない事であり、それらはいつまでも更新され続け若い世代にも伝わっていく。楽曲を使い捨てにするのではなく(リミックスは使い捨て感はかなりある)、未来永劫伝えていくという思想は消費しつくすポップスの概念とはまた違うものなのではないか。

14.Roy B - Its The Power Of Magic
これもFunkot定番フレーズ界の帝王の名を「I Like It Loud」と二分すると言っていいほどの名フレーズ。51:26から始まるこのフレーズは数えられないほどのRemixの中で聞く事ができる。元曲はヨーロッパのトランス/テクノの「Imperio - Cyberdream」である。
タイトルはCyber Dreamではあるが、歌詞中のフレーズから「Power Of Magic」と呼ばれる事が多いようである。Dangdut Huseの「Teman Makan Teman」はモロにこのフレーズにインドネシア語の歌を乗せていたりして、インドネシア大衆音楽のそこの知れなさをあらわしている。

15.BAYU & DOD - I Like Millenium Party
55:00から始まるのはおなじみ「I Like It Loud」のフレーズである。まずはここで1アゲをカマしてからの、有名メロディーが続く。
こちらも大人気フレーズの「Millenium Dream」。こと映画エクソシストのフレーズをバッキングに奏でられるメロディは「Poem Without Words」とも通ずるメランコリックで美しい響きを持っている。

16.Dealy - Mega Party
名フレーズメガミックス型の恐ろしい楽曲というものがある。この曲はその手の楽曲の代表曲の一つで、アガるメロディを一曲に詰め込んだというインドネシア人ならではのenak思想の賜物だ。もはや今までのおさらいのようなフレーズの見本市で。
「Kucing Garong」から「Lembang」、「I Like It Loud」に繋がり、最後は「Power Of Magic」に行き、また「I Like It Loud」→「Kucing Garong」に帰って来るというFunkoterなら発狂寸前の詰め込みよう。このDEALYのMega Partyのほかにも恐ろしいメドレー系の楽曲が複数存在するので、それは現場で体験して欲しい。

17.Ronny - Bersama Bintang
インドネシア人の好きな洋楽のメロディで代表的なものが「Hymn」だ。イントロで流れるこのメロディは誰でも聞き覚えがあり、思わず口ずさんでしまう。
が、この後に出てくるのは皆が知っている歌ではなく、全く関係ないインドネシア歌謡である。このような事はFunkotの中ではごく当たり前の事であり、イントロで予想できない面白さがある。

18.NizziE - Rain & Tears
最後を飾るのは大団円に相応しいこのトラック。イントロはクラシックで有名な「パッヘルベルのCanon」である。世界中で知らない人はほとんどいない偉大なメロディだ。
そして、途中から入るのは2005年頃のDangdut最大のヒット曲「SMS」のイントロとなる。
この曲は「SMS」のメロディとしても有名だが、もともと「SMS」がRain & Tearsという楽曲のイントロを利用したものであった(複雑だな・・)ため、一応この楽曲はRain & TearsのRemixとして成立している。また、この曲で特徴的なのは通称「オリエンタル・ブレイク」と呼ばれる東洋的な琴の音色などを使った壮大なブレイクの存在だ。
マンダリン楽曲によく使われるこの手法は極限までHardfunkで痛めつけられた心を癒す一服の清涼剤として抜群の効果を発揮する。

またさりげなくLMFAOのParty Rock Anthem(誰でも知ってる大ヒット曲!)が単なる声ネタとして使われているところなども油断ができないと同時にFunkotの面白さが伝わる所である。


以上、解説 DJ JET BARON/高野政所 DUGEM RISING DEEJAY TEAM

2012年7月2日月曜日

7/15(Sun) PANDORA @ ATLAS



祝前日2012/7/15(Sun)
ATLAS × Acid Panda cafe 【 PANDORA 】@ ATLAS(アトラス)
 VoL.2 Asian Sound Change the World 


 ♀1500yen飲み放題 ♂1500yen(1Drink) 


 OPEN 14:00-21:00 


 道玄坂丘の上で開催するイベント第二弾!!! 
今回は海の日の 祝前日ということで豪華盛大にやらさせて頂きます! 
CRAZYに遊びはじけましょう!! 
 道玄坂の通りを挟んだ向かい合う2店舗は決して 交わることのないと思われた....が! 
ついにTAGを組みパーリ~が始動!!ATLAS自慢のでかい音 と酒で頭を振り踊るそれ以上に 必要なものはあるか?!
ほんのわずかな時間 日常を忘れて仲間と盛り上がろう!


 ◆ Special Guest DJ ◆ 
【KAZUHIRO ABO】
 【まゆりんち a.k.a PanDora】
 【いぬ】 


 【 Main Floor 】 
DJ JETBARON(DUGEM RISING) 
KAZUHIRO ABO 
いぬ(nonSectRadaicals/日本編集音楽協会) 
まゆりんち a.k.a PANDORA 
Ascalypso & RyN from Glocal Pussys 
DJ 涼矢 
tomad(Maltine Records) 
 床上中(DUGEM BAYANGAN) 


 【Rounge Floor 】 
 DJフクタケ aka 福田タケシ 
tomado(maltine Records) 
 DJとしくに (渋家) 
プリキュアおじさん 
 ディスク百合おん(胸毛レコーズ) 
スピードタモリ U-MIYAZAWA 


 VJ : 沼 


Organizer: MICKEY

7/22 TOKYO HARD GROOVE SESSION '12

 TOKYO HARD GROOVE SESSION '12

http://tcpt.net/tokyohardgroovesession
あの歓喜を再び!! 

2012年G.W最終日にスタートしたTOKYO HARD GROOVE SESSION '12
ジャンルの枠を飛び越えHARD GROOVEアーティストが夢の共演を行ったあの日から二ヶ月、TOKYO HARD GROOVE SESSION '12がclubasiaに戻って来る! 
block.fmの番組「RemoteControl」も大人気で誰もが認めるアーティスト「REMO-CON」を筆頭にHARD GROOVEを奏でる人気アーティストが大集結! 
7/22日曜日13時から22時まで9時間ぶっとおし!
夏休みのスタートを飾る超話題のBIG PARTY!!お見逃しなく!!

7/22渋谷clubasiaに再び伝説が生まれる!

 DJ:
REMO-CON(die Tunes / rtrax)
NISHvsPANDORA LIVE PA SET (Harderground Recordings)
DJ SHIMAMURA with MC Stone(DYNASTY RECORDS/SHOT MUSIC)
M-Project(TERRAFORM MUSIC)
DJ WILDPARTY(Maltine Records/Shot Bass Records)
DJ JET BARON(DUGEM RISING)
DJ TECHNORCH (999 Recordings)
MUNETICA (ENERGIZE JP RECORDS)
GULD(NRGetic Romancer)
DJ ni-21 (EXTREMA/HIKARIPSE)
Morphonics a.k.a 紙袋(EXTREMA/HANKY PUNKY) and more!!!

 VJ KAZOE NOBUAKI(Visual Label AtelierO / S.E.E.D) アクア⇒ ALE 

2F FLOOR
電撃姫(Scouse!TOKYO/xHC08x)
DJ 490(SKETCH UP! Rec.)
BEPPU(Z[zetto])
Kent Alexander Wataly(3RD LOUNGE、HIKARIPSE)
RedOgre(SKETCH UP! Rec./Psycho Filth Records)
CaZ(No Style Is My Style)
Phil Peterson(exbit trax/TELEXISTENCE)

and more!!! 

1F BAR FLOOR~浅草×中野×高円寺再び!~
koguma
 204
orinetone
maru
Mako2
Astro
フロッピ
まんたろう
J-LOW
and more!!!

 DANCERS

xHC08x MSD(Mari & RINKO)
大豆(DAIRIN & まめ)

 SHOP BOOTH T.B.A

 渋谷club asia[クラブエイジア] 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-21-7 TEL:03-5458-2551 access:渋谷駅ハチ公口から道玄坂を上がり、「道玄坂五差路」交差点を 右(セブンイレブンのある方)。 坂を下りていくと、左に渋谷club asia(クラブエイジア) 右にVUENOS TOKYOが見えてきます。 http://tcpt.net/tokyohardgroovesession

7/14 縁日@南柏 CLUB LUZROOTS

7/14 縁日@南柏CLUB LUZROOTS

http://luzroots.com/

2012.07.14(SAT) OPEN/START
22:00 GENRE
HIPHOP / R&B / FANKOT / HOUSE / TECHNO / and more...

 ENTRANCE FEE DOOR ¥2500 | W/F ¥2000 | LUZROOTS MEMBER ¥1500

 ■SPECIAL GUEST DJ 井上三太(SANTASTIC!) / DJ威蔵(SUPER SONICS) / DJ JET BARON(DUGEM RISING) aka 高野政所

 ■GUEST LIVE 大<オロチ>蛇 / JBM

 ■GUEST DJ U-Z(FirstClass)

 ■RELEASE LIVE MIGALSKIE / SI-MA

 ■LIVE DIEZEL / Mr.SMILE(White Wood) / G.W.P / BACK LUSH

 ■DJs HAKAIDER / INTERNET / KAZUHIRO ABO / CATALIST / ブルックリン安田 / and more...

 井上三太、DJ 威蔵、DJ JET BARON(DUGEM RISING)の3名が参戦!! 

心がソワつく「夏祭り」が一斉に始まる7月。そんな夏祭りシーズンの火ぶたを切って落とす、まさに「お祭り」なイベント『縁日』が7/14(土)にLUZROOTSで開催!多彩なスペシャルゲストを各ジャンルから招き、音楽/ファッション好きから単なるお祭り野郎やお姉ちゃんまで楽しめるラインナップ&ブースの数々!SPECIAL GUSET DJは豪華3組!!!

B-BOYならず日本のストリートシーンに今もなお多大な影響力を与え続ける漫画、「TOKYO TRIBE」シリーズや「隣人13号」の作者でもあり、アパレルブランド「SANTASTIC!」のCEOでもある「井上三太」がDJとして柏に初登場!

今回は90'sのR&Bを中心に、BLACK MUSICカルチャーへの造詣の深さを見せ付ける貫禄のSPIN!2人目のSPゲストは、昨年のDMC世界大会でも世界第2位に輝いた、名実共にWORLD FAMOUSな「DJ威蔵」が、最早第2の地元と言っても過言ではない柏に登場!最近ではTARO SOUKとのユニット「SUPER SONICS」でも現場をROCKし続ける男が、柏の祭りを盛り上げにやって来る!

3人目のSPゲストも柏初登場にて、各地で話題沸騰中のDJ JET BARONこと高野政所氏!日本にFUNKOTを持ち込んだ第一人者であり、DJとしても活躍する傍ら、つい先日までTBSラジオにて毎週水曜のレギュラー「トップ5」のパーソナリティーを務めるなど、各方面から引っ張りダコの男が遂に柏に初登場!

地元勢からは、昨今のKOGAI UNITでの活動でも名を馳せる「JBM」!!更にはレペゼン常磐LINEの重鎮「MARGE」!!千葉県内での精力的なLIVEで千葉のプロップスを鷲掴みにする「MIGALSKIE」3組が参戦!!HIPHOP、R&B、FANKOT、HOUSE、TECHNO、何でもアリの夏祭り!!

2012年6月27日水曜日

DJ JET BARON NEW RELEASE 3 TRACKS

DUGEM RISING BANDCAMP よりDJ JET BARONのトラックがリリース。




オリジナルのハードファンク


映画「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のテーマ

DANGDUT MODERN のクラブプレイ用REMIX

2012年6月12日火曜日

FUNKOT系診断 FUNKOったー(リムったー) 登場。

ツイッターでよく見かける診断メーカーで日替わりでFUNKOTのMIXをお勧めしてくれる
もの「FUNKOったー」が出来ました。
(リムったー)はS.B.DのDJ ウィルソン・リムとの駄洒落ですが、高難度過ぎて誰にも分かりません。
作成者はDUGEM BAYANGAN DJ TEAMの DJ TAHU君です。




約40ほどのMIXが登録してあり、URLと嫌な感じのメッセージがランダムで表示されるので
「あ~ファンコット聞きてぇナ~!ENAKになりてぇナ~!」という時に便利!
ツイッターにログインして使いましょう。

http://shindanmaker.com/236466

では良いENAKな日々を!






2012年6月10日日曜日

必読!neng neng nong neng大ヒットの秘密

最近soundcloudなどで大量にREMIXが出回っている「NENG NENG NONG NENG」という不思議な楽曲。
去年のCHAIYA CHAIYAの大ヒットを思わせる現象だが、このたび情報収集によって謎が解けた。

この「ねんねんのんねんのなの ねんねんのんねんのなの♪」という耳にこびりついて離れない楽曲は、オーディション番組「アメリカンアイドル」のインドネシア版の「インドネシアンアイドル」で発掘された。

まずはこの動画を見てもらいたい。




このギターで弾き語りしているどう見てもサエない少年はパン屋で働いているM Ridho君。
インドネシアンアイドルに出演して彼は「ねんねんのんねんのなの~」という不思議な歌を
歌いだす。

当然あっけに取られる審査員達

しかし、この左側のスキンヘッドのヒゲ男は違った。
彼はインドネシアの人気バンドTRIADのリーダー Ahmad Dhani。


しばしあっけにとられていたが、彼はこの楽曲の良さに気付くと
50000000ルピア(日本円で500万円、インドネシアの貨幣価値で言うと5000万円程度)
で彼の楽曲を買い取る契約を申し出る。

一夜にしてパン屋の青年は大金持ちになり、話題性もあってこのNENG NENG NONG NENG
はTRIADの手によってインドネシアで大ヒットを達成する。
まさにインドネシアン・ドリーム。

今では老若男女がねんねんのんねん~だ。





さらにRidho君はRidho君でインドネシア中の人気者となりテレビ番組で歌を披露している。
(若干着てるものが豪華になっている!)
しかし彼自身は全然歌がうまくないのがポイントだ。




そこで抜け目ないのがインドネシアのDJ達である。
流行りものは一瞬で取り入れる。この姿勢がインドネシアのダンスミュージックの基本。
日本のFUNKOTERもこのチャラいサービス精神を忘れてはいけない。 
さっそくたくさんのリミックスを作りはじめ、今ではSOUNDCLOUD上だけでも
カバー、リミックス、録音を含めて50曲以上アップロードされている。

SOUNDCLOUDでNENG NENG NONG NENGを検索

大半がダッチやブレイクビート(プロコット)が多いが、
今、インドネシアのフロアはこのNENG NENG NONG NENGに沸いている!!

さあ君もファンコットのイベントでこれがかかったら大声で歌おう。

ねんねんのんねんのなの ねんねんのねんのなの ねんのんねねん~ 




最後にTRIADによる完成されたバージョンを張っておきます。

2012年6月7日木曜日

DJ JET BARON FUNKOT PROMOTION MIX

DJ JET BARON FUNKOT PROMOTION MIX(80min)

http://www.mediafire.com/download.php?wzhjhphz987d1jy

SWEET BOUNCE
ESCAPE 2 PARADISE
EVERYTIME WE TOUCH
INSOMNIA
PARTY SEX ANTHEM
PARTY CROWN
RUDE BOYEE 2012
WARP FACTOR
DREAM OF SOUND
POWER OF STREET DREAM
INEK 2011
VOODOO PEOPLE
MOVES LIKE JAGUAR
OMG(BABY DON'T GO)
NO COMENT
BAD ROMANCE
MAAFKAN

2012年5月31日木曜日

FUNKOT NEVER DIE!!(インドネシアのDTM世代によるFUNKOTコンピ)

日本にFUNKOTが流入して三年、インドネシアでもやや開かれた存在となり、ネット上で気軽に聞けるようなった事で、 現地の危険なディスコに行った事がないようなインドネシアの若いDTMを趣味とする若者達 がFUNKOTに影響を受け始め、改めて自国の誇る電子音楽という事を認識しはじめたようです。 

DJ JETBARONも日本代表としてこのFREEコンピに楽曲を提供させてもらいました。

 新世代のインドネシアDTMミュージシャンによる「実験的」FUNKOTコンピ

 FUNKOT NEVER DIE!!




















ダウンロードはこちらから。




 =======TRACKLIST========= =========================
 1. DJ DOMBL3H - salomostep (JKT/IND )
 2. DJ JETBARON - cingcangkeling 2012 (YKM/JPN)
 3. DJ UNYU FT. NIVLA - suka suka (BKS/IND)
4. DJ GENTHO ALAS - hardfunk (CPU/IND)
5. TERBUJUR KAKU - hanya kamu (SBY/IND)
6. DJ KOH MBING - hard dugem fucka (BTR/IND)
7. DJ C-PIT - sumpah bukan funkot lay (BKS/IND)
8. DJ LUPHYLUVHY - mas mase maleh doyan mainstream (MDR/IND)
9. DJ OGBM - the barbelhead (GRS/IND)
10. FDJ - funkotoke (YK/IND)





=====SALAM EXTREME!=====
========================

extreme production dengan bangganya mempersembahkan
FUNKOT NEVER DIE! COMPILATION

Kompilasi ini ditujukan bagi para pendengar sejati funkot,
dan para elektronik musician. kita sedikit bereksperimen
dengan genre yang notabene khas asli indonesia ini. meskipun
genre ini sudah dianggap mainstream, kita membuatnya menjadi lebih extreme.

Musik funkot saat ini sudah dianggap tabu oleh beberapa kalangan.Tapi bagi kami khususnya yang bergerak di bidang
musik elektronik, funkot merupakan sesuatu yang masih menjadi bagian sendi sendi dunia musik elektronik.
Bahkan kemahsyurannya sudah sampai di negri sakura Jepang.
pada dasarnya funkot itu mempunyai elemen dasar seperti bpm cepat,suara cowbell,
bassline khas musik indonesia ( dangdut ),synth, dsb.
yang coba kita ramu untuk menjadi sesuatu yang fresh! dengan tetap menggunakan dasar pakem dari funkot itu sendiri.





 ========================= ライナー翻訳 ========================= 

このコンパイルは、真の電子音楽家やfunkotリスナーためのものです。
私たちの小さな実験 このジャンルはネイティブのインドネシアの代表的な事実である。
 しかしこのジャンルが主流とみなされ、我々はそれがもっと極端にします。 
Funkotの音楽は、現在電子音楽のフィールドに従事する人々、 特に私たちにとってタブーと考えられている しかしfunkotは電子音楽の世界の一部であるものです。
 Kemahsyurannyaも桜の国、日本に行った。(?)

 funkotは、基本的にそのような速いBPM、カウベルの音、などの基本的な要素を持つ インドネシア典型的なベースラインの音楽(ダンドゥット)、シンセなど まだfunkot自体の基本的なグリップを使用しながらも私たちそれをさらに新鮮なものにします。
 ========================= 

(僕の楽曲を除いて)いわゆるイントロが無かったりするので 現場仕様のファンコットとは違う楽曲になっていますが、いわゆるファンコット的な要素 を取り入れつつもさまざまな工夫を凝らしてあり面白い仕上がりになっています。 正統なファンコットは完全なる現場のダンスミュージックとしてこれからもDJ達によって進化し、 生き続けると思いますが、現場を知らないミュージシャンによって一種の電子音楽として取り扱われ、なおかつ自国の音楽に誇りを持つ動きであり、さらにそれを進化させようとする新しい動きだと考えてよいのではないでしょうか?

2012年5月30日水曜日

Romantic ga tomaranai [Dugem Rising™ Jockie "MASTA BASS"Suama]

DJ KISS aka SOLOIST MIXTAPE BARU.

DUGEM BAYANGANのDJ KISS aka SOLOISTが夏向けの新作MIXをフリー公開。

 DJ KISS aka SOLOSIT(DUGEM BAYANGAN DJ™) NEW MIX DROPED.


 SET LIST


1.Shisotex -Nada Sousou
2.Andy - Sex Party
3.JAY.VB - God Is The Girl
4.[PpT] - Angel Eyes
5.Gugun - Danza Kuduro
6.Ronny - Billionaire
7.Dealy - Fuck Martinez
8.Andy - Pussy Base
9.Ronny - Fother Mocker
10.Andy - La Vida Narcotica
11.Andy - Tak Rela
12.Unknown - Give Me Everyting
13.Unknown - Celebrate The Summer
14.JMBS - Secret Tokyo Base
15.Jet Baron - Flashback Nastu
16.Shisotex - Jika Cinta Dia
17.Tamox - Cry In Sympathy Jepang


DOWN LOAD FROM HRERE(mediafire)


 CHECK THIS OUT! DJ SOLOISTは
6/2 渋谷ACID PANDA CAFEで行われるファンコット無料パーティー
 DUGEM RISING ANNEXに出演。

6/3 DUGEM RISING ANNEX


DUGEM RISING ANNEX

ENTRANCE FREE FUNKOT PARTY



FUNKOT伝来三周年記念。
感謝を込めて入場料無料のFUNKOT PARTY!!!
(ワンドリンクオーダー制)

17:00 START 23:00 END

GUEST DJ : HAYABUSA(from OOSAKA) Jockie "MASTA BASS"Suama(DUGEM RISING NORTH EAST)

DJ JETBARON
DJ Shisotex
DJ KISS aka Soloist

and MORE.....

MAP

2012年5月14日月曜日

関西FUNKOT パーティー DUGEM DI BARAT 2 の模様

2012/5/14に京都スパニッシュラテンクラブで行われた関西のFUNKOT パーティーの模様

インドネシア人女性DJ ANNA RAYと一緒にゲストで呼んでいただきました。
当日は多くのインドネシア人のお客さんも来店頂き、最高のパーティーになりました。
righiter君、tagosaku君、hayabusa君のレギュラー陣関西FUNKOT DJ陣の成長も目覚しく、
今後の関西FUNKOTシーンの中心となっていくことは間違いないでしょう。


http://tweetvite.com/event/dugemdibarat2



DUGEM DI BARAT2

DJ ANNA RAY~DJ JET BARON
ANNA RAYの最後にはなんと日本語BREAKBEAT(PROKOT)も登場しています。
WON'T BE LONGとアゲ☆アゲEVERY騎士のリミックスです。
インドネシア人による日本語BREAKBEATは世界初かも!?

http://www.ustream.tv/recorded/22534992?rmalang=ja_JP

2012年5月11日金曜日

ファンコットのここが凄い!トップ5


ファンコットのここが凄い!トップ5

5位 早くて調子が良いところが凄い!

BPM190-200でプレイされるファンコットは、おそらくハウスミュージックに括られるジャンルの中では最速である。はじめはこの速さに戸惑ってどうノッていいか分からないが、
ベースラインとパーカッション、そしてビートに身を任せていれば自然に体は動きだすはず。すさまじい速さだが、実はこの独特なビートは半分(ヒップホップ程度の速さ)でノることも出来るので、ノリかたを変える事で一晩中でも踊り続けられる。
そして圧倒的に調子がよい。


4位 とにかく何でも取り入れることができる雑食性が凄い!

とにかく早いイメージのあるファンコットだが、実は肝となるのがダウンビートと呼ばれる部分。
ダウンビートが取り入れられている曲は全体の3割程度だろう。
曲中でBPMが変わり、突如の展開を示すため、飽きることなく一晩でも一生でも聞いていられる。
この部分にはトランス、ダッチハウス、ヒップホップ、レゲエ、ハードスタイルなどあらゆる別ジャンルを取り込むことが可能である。
頭と終わりは必ずFUNKY BEATで統一されるのでDJでの繋ぎの合理性を考えてある所が凄い。このダウンビートを駆使できるファンコットの持つ自由度はすさまじい。しかし、そのため当然ながら楽曲のタイプは本当に様々である。つなぎの便利さに特化し、簡略された分、DJは選曲には心血を注ぎ、とにかくお客さんの求める気持ちよさを演出しなければならない。ファンコットを知れば知るほど他のジャンルと混ぜるDJは無粋に感じるようになる。だっていろんなジャンルが同じ繋ぎ方でいけるり便利じゃ~ん!

3位 お約束で盛り上がれる所が凄い!

ファンコットは約15年近くの歴史があるジャンルだが、その中で蓄積されたアーカイブはすさまじい。生産量はおそらく毎月200曲を悠に越えるが、あらゆる「定番」、つまりお約束が存在する。これが入るだけでアガるという「アーユーレディー」「ティッケー」を初めとするサンプルボイスはもちろん、名フレーズも沢山ある。このメロディを聴くだけでファンコット中級者はアガってしまうというお約束は沢山あり、また名曲は毎年の如くあらゆるDJが新バージョンを作るし、現場に通うことでこういうお約束を学んでいけるので、楽しめる部分がどんどん増えていく。余計な知識は全く要らないが、現場に通うことでさらに楽しめる部分が増えていく。

定番のお約束はこちらのページで紹介されている。現場に行く前にどうぞ!
http://ameblo.jp/arehafunkykota/entry-11247274004.html


2位 伝統を残しながらも西洋的な手法を取り入れて独自に進化しちゃった所が凄い!

独特のビートとパーカッション、ボイスサンプル、いろいろな特徴を挙げてみるとあらゆる要素にインドネシアの伝統音楽や大衆音楽がルーツにある事が分かる。
裏打ちのパーカッションは古くはガムランやジャイポンガン、ガムランに電子音楽を取り入れたチャンプル・サリ、ポップスンダ、ポップジャワと呼ばれる大衆音楽から確実に受け継がれていることが分かる。またベースラインに影響を感じさせる大衆ディスコ歌謡のダンドゥットもロックやメタル、ジャズなどの要素を取り入れる事でどんどんと進化していったように雑食性はインドネシアの音楽を語る上では欠かせないキーワードである。

1989年のジョッキー・サプトラのミックステープは、いわゆるポップスンダ、ポップジャワといった音楽に当時の最新ビートであるHIP
HOPビートを組み合わせ、スクラッチや定番のボイスサンプルを入れたもので、日本で言う演歌や歌謡曲にダンスビートを組み合わせたような音楽だった。二拍四拍のスネアやボイス、八小節ごとに入るオカズなどは今のファンコットのルーツをかなり感じさせる。
90年代後期のトランスやハードハウスといったクラブミュージック流入により、独自の手法で作り上げたものと折衷させ、インドネシア・ハウス・ミュージックという完全独自のダンスミュージックジャンルを生み出した。
また、アジアが産み出したダンスミュージックでここまでシーンが確立しているものは他に類を見ない。


1位 お客さんの何も考えなくて楽しめる具合が凄い!

長い歴史を持ち、インドネシアのリミキサーやDJに長い時間かけて完成されてきた究極のダンスミュージックフォーマットであるファンコットは、完全にお客さん目線で作られている。華僑のお客さんがいればマンダリン(中国語)の楽曲を入れるし、流行のポップスもあっという間にファンコットに仕立てる。流行のUSトップ40も当然のこと。
楽しませるためにあらゆる素材を盛り込み、REMIXし、工夫されている。
しかし、楽しむ側は作り手の細かい所なんか無視していい。
知っている楽曲のリミックスなら一緒に歌えるし、お約束のボイスやフレーズでもアガれるし、とにかく気持ちよさとアガる事に全ての技術を集約させているから、どんな人でも
振り付けなんか考えなくてもいいし、ベースラインやメロディ、歌に完全に身を任せて馬鹿になって楽しむことができる。
逆にこまっしゃくれて「これを聞いてノッてる俺ってカッコイイかな?モテるかな?」とか心配して心を開かないでいるといつになってもファンコットのスゴさは分からない

2012年3月27日火曜日

4/1(SUN) DUGEM RISING SPRING BREAK!

ファンコットイベントを昼間にやらないのか?
という要望にお答えして日本最強のFUNKOT PARTY,
DUGEM RISINGをデイイベントで開催します!
未成年でクラブに行けない!最近オールナイトに弱くなった!オールナイトはお肌によくないから・・・

そんな今まで夜中でどうしてもいけなかったという皆さんのお越しをお待ちしております。

4/1の開催だからといってウソではありません!




というわけで、今回は未成年入場OK!

さらに、DUGEM RISING東北支部のJOCKIE MASTABASS SUAMAが久々の登場!
三人フルメンバーでがっちりとFUNKOTの魅力をお伝えします。

4/1(SUN) DUGEM RISING SPRING BREAK
OPEN/START: 16:00 - 22:00 END
男性:1000YEN(DRINK別) 女性:1000YEN(1DRINK) 未成年:1000YEN(1DRINK)

※未成年の方へのアルコールの販売はしておりません。

出演:DJ JET BARON aka 高野政所、Shisotex,Jockie "MASTA BASS"suama

2012年3月1日木曜日

WE FOUND LOVE 2012 by DJ JET BARON

2012年2月6日月曜日

RAMBLING GIRL 2012 by DJ JET BARON

2012年2月4日土曜日

Yeu​-​em​-​mot​-​van​-​nam2012 by DJ JET BARON

2012年1月25日水曜日

FOREVER MOON 2012 by DJ JET BARON

2012年1月14日土曜日

FUNKOT PARTY in 関西! DUGEM DI BARAT

関西より発信されるFunkotオンリーイベントDUGEM DI BARATが始動!
第一回目はゲストにDugemRising Teamの若頭Shisotex氏をメインに
Dugem BayanganよりSoloist氏そしてSam氏を迎えております。
また関西FunkotDJ陣もパワフルなメンツが揃い、京都の夜を揺らす!





日時:2012年2月11日 22:00〜
場所:SPANISH HARLEM LATIN CLUB (Cafe la Siesta 地下)
料金:2500円with 1drink Guest or w/z fryer 2000円 with 1drink

http://tweetvite.com/event/dugemdibarat

Guest:
Shisotex(Dugem Rising,Shisoworld)
Soloist(Dugem Bayangan)
Sam

DJs:
jugem
funmori a.k.a. can(大東亜ディスコ)
DJ Tagosaku(ルーピーリレー)
Richiter(LORB,DUGEM DI BARAT)

VJ:k_muko
JULY


Guest Profile


Shisotex(Dutem Rising,Shisoworld)
国内随一のFUNKOTチーム、DUGEM RISING TEAM所属。
インドネシアより飛来したクラブミュージック、FUNKOTのDJ/トラックメーカー。
2010年12月、DUGEM RISING TEAMのボス、DJ JET BARONと共に「DOMMUNE」に出演する。
2011年、3月と9月それぞれ、SQUARE ENIXよりリリースのトリビュートアルバム「More SQ」
「Chips SQ」に参加。
渋谷Acid Panda Cafeにて毎月恒例のFunkotパーティー「DUGEM RISING」を始め、
「ビア充」「秋葉原三丁目」などのパーティーに参加している。


Soloist(Dugem bayangan)
初めて遊びにいったイベントでDJ
Jet Baronのプレイを見てFunkotに深い感銘をうける。
今年7月よりDugem Bayangan,experience!をはじめとする、数々のイベントにFunkotを投下。
11月には念願のDugem Risingに出演を果たす。アルコールの力で今夜もDugem!


Sam
滋賀県は長浜に潜む外国人Funkoter。
関東のFunkotイベントDugemRisingやDugemBayanganでも出演経験がある。
洋楽のRemixやHardFunkをメインとしたプレイがフロアを大きく揺らす。
そのプレイはDugemRising DJ TeamのビッグボスDJ JETBARONからも大きく評価されている。

2012年1月7日土曜日

1/21(sat) DUGEM RISING



日本最初のマジ調子いいFUNKOT PARTY ,DUGEM RISING!
年越しのタマフル・ディスコ954でもトップバッターで最幸快楽グルーヴをブチかましたDJ JET BARON率いるDUGEM RISING DJ TEAMがお送りする信頼のFUNKOT PARTY!!

今回はスペイン産のブチ上げ快楽型レイヴミュージック"MAKINA"をフィーチャー!
X-TREME HARDなど数々の大規模イベントや、アメリカなどでもパフォーマンスを行う、日本のMAKINAのGOD FATHERである
M-Projectを招聘!
インドネシアVSスペインの日本での代理戦争がアシパンで!!

DUGEM RISING
23:30 OPEN 24:00 START

GUEST DJ:
M-Project
Ascalypso

DJs:
DJ JET BARON aka高野政所(DUGEM RISING DJ TEAM)
DJ Shisotex(DUGEM RISING DJ TEAM)

VJ:


M-Project プロフィール







2000年より活動をスタート。主にスペイン産ハードコアテクノ『MAKINA(マキナ)』の普及を
目的に活動を繰り広げ、現在『MOB SQUAD TOKYO』『TERRAFORM MUSIC』を筆頭に4つの
ハードコアレーベルを運営している。様々な音楽ジャンルを取り入れた唯一無二のハードコア
サウンドとカオティックなライブパフォーマンスは、国内は勿論の事、海外からの評価も高い。

2007年、2008年と連続でアメリカ中部地区最大のアニメの祭典『ANIME CENTRAL』に出演の
他、MAKINAの本場、スペインの最大手レーベル『BIT MUSIC』と契約を結ぶ等、ワールドワイドな
展開がその事を証明している。

また、08年5月発売のL.E.D.『電人K』へのリミックス参加、そして11月から稼動開始した
『beatmania IIDX 16 EMPRESS』に楽曲提供と、国内ダンスミュージックシーンを牽引する
アイコンとしても活躍している。