2012年のファンコット情報とファンコットがなぜダサいと思われるのかについての考察。
おさらい:
FUNKOTとは?
2000年代初頭に
インドネシア、ジャカルタで生まれたハウスミュージック究極進化系。
BPM200近くでプレイされ、独特のビート、パーカッション、ベースライン。
激しいシンセサイザーフレーズと節操のないボイスサンプルが特徴。
あらゆるジャンルのファンコットスタイルのリミックスが存在し、洋の東西を問わない。
そのリミックスはもはやリミックスというより
「魔改造」といった方が正しい。
車に例えるなら、
水陸両用ジェットエンジン付きで武器を搭載したデコトラみたいなもの。
1:現在のFUNKOTを取り巻く状況。
インドネシア本国・およびファンコットシーン全般
・ヨーロッパ、アメリカなどに飛び火。(ただし日本経由)
日本産のハードコアテクノ(J-CORE)好きが新しい音楽として取り入れている模様。
SOUNDCLOUDなどを探すと西洋人によってFUNKOT楽曲が見つかる。
オランダのDJなどはインドネシアフェスのようなイベントでDJしていたり、オタク向けのパーティーなどでプレイしているようだ。
オランダのDJ Komandan Garudaのパーティー映像
・CYBER DJ TEAMに新世代が登場。
ファンコット界伝説のDJことジョッキー・サプトラ率いるメキメキと頭角を現している模様。
CYBER DJ TEAM NEXT-GEN
左からDJ Gapar , Jockie Saputra, DJ Agoenk, DJ Titi DJ Abaz, DJ ANDY,DJ IVAN,DJ Franky,DJ Dealy,DJ Ricko
・ファンコットの聖地、ジャカルタはミレニウムがFUNKOTのプレイを終了。
(悲しいニュース)とは言え、総本山、ゴールデンクラウン、ミレス、シドニー2000など巨大ファンコットディスコは現役。ミレニウムのファンコット停止について、事情通は「ライバルディスコに集客が流れるのを嫌ったミレニウム経営陣が独自の方向を模索しているようだ。悲しいことだが、ファンコットが死んだわけではない。地方ではますますの盛り上がりを見せているし、クラウンもシドニーもある。」と。
数年したら「またファンコットに戻るんじゃないか?」との意見多数。
・CYBER DJ TEAMのDJ ANDY も NDEEJAY REMIX CLUB(NRC)
を開校し、ジャカルタだけでなくバンジャルマシンなど地方都市にも支店を出している。
私も花を送らせてもらいました。
・SAYA BUKAN DEEJAY( I AM NOT DJ)TEAM
というYOUNK, ADIYを中心としたFACEBOOKユーザーを中心に組まれたアマチュア(DJ兼業)のDJチームが急激に勢力を伸ばしており、チャリティー活動なども行っていて現地の新聞にも取り上げられるなどして話題に。
・日本製のトラックが現地で高評価。
現地末端DJが買うシングルトラック集に(ネット上でかき集められた)DJ JETBARON,SHISOTEX,SUAMAといった日本人の作ったFUNKOTが収録されている。特にSHISOTEXのトラックは現地でも欲しがるDJが多く、かなりプレミア化している模様。
・日本進出にも意欲的?
DJ RONNYからのメッセージ
渡航費、滞在費などは全部自分で持つから日本でDJをさせてくれ。
500-1000人のキャパで頼む、と日本の現状がいまいち伝わっていないメッセージをもらう。平日で1000人規模のハコが満員になっている現地では日本のクラブシーン全体の低迷感は理解してもらいずらいだろう。
・ファンコットの遅い版、プロコットは今?
プロコットはジャンルとしてかなり定着、独自の進化をしはじめている。ブレイク・ファンクという名前が定着しつつあり、ダッチ・ハウスなどと一緒にプレイされるように。
2.現在の日本FUNKOTシーンの現状
日本でのメディア登場が2009年8月のタマフルでの特集と考えると、日本にFUNKOTが伝来してまだ3年程度と考えると恐ろしい!
・クラブシーンでもファンコットがダンスミュージックのジャンルとして認知。
アシパンの向かいに今年の夏ごろにできたクラブのオープン告知ポスターの中で、HOUSE, HIPHOP,REGGAE,ELECTRO,DRUMN'BASS,DUBSTEPといったジャンル名列記の中の
最後列にFUNKOTの名前が。ただ、そのクラブからブッキングが来たことはない。
とはいえ、
「無視できない」存在になっていることは間違いない事実。
・DJ TEAMと地方イベントの誕生
日本でも京都、札幌、名古屋などに2-3人のDJで構成される
DJTEAMが次々と誕生、ファンコット専門のクラブイベントが小規模ながらも全国的に開催されはじめている。音源入手の困難さ(タワレコでもDLサイトでもITUNESでも買えない)や情報の少なさを考えるとこれは
生半可な熱意では不可能である。半笑いで聞いていたのでは絶対にこうなりえない。
東京のDUGEM RISINGをはじめ
DUGEM DI BARAT,
FJ UTARAなど20代前半のヤバい音楽に敏感な世代が中心。
・オフィシャルリミックスの増加
SRサイタマノラッパーシリーズの主題歌のREMIXをはじめ、スクエアエニックスのゲームのアレンジCD、PC用アダルトゲームのアレンジ、レゲエ界からはHIBIKILLA、HIPHOP界からはJACKRABBITS、そしてUK HIPHOPのROLL DEEPなどオタク、バギー方面問わない各方面の「分かってらっしゃる」界隈からオフィシャルでのREMIXの依頼が多くなり、FUNKOTトラックメーカーの需要が増えている。
・アイドルXファンコットのコラボ。
アイドルグループ
9nineの11枚目のシングル。2012年11月14日にSME Recordsから発売された
「イーアルキョンシー feat 好好!キョンシーガール」が日本初のFUNKOT アイドルポップス。
テレビ東京で放映中のドラマ「好好!キョンシーガール」の主題歌として採用されたのはまさかのファンコット。
岩崎大勢作曲、高野政所編曲。岩崎大勢からの依頼にFUNKOT成分濃密なトラックがまさかの一発OK。採用。
、
発表当時、
9NINE古参ファンからYOUTUBE,ニコ動にてボロカスにこき下ろされるも、
「中毒性がある」「繰り返し聞くうちに、良さが分かってきた」「知らぬ間に口ずさんでいた」などの好意的な意見に徐々に増加している。
さらに子供の間で結構な勢いで流行っているらしく、
四歳児が歌っていた、うちの子が口ずさんでいた、キョンシーごっこが流行ってる。などSNSでは分からない部分で大幅にFUNKOTサウンドが浸透中。
オリコンデイリーチャート10位を記録。
またツイッター上のやり取りで偶然に
アップアップガールズ(仮)のリミックスを依頼されるなど、今もっと先進的な音楽実験が行われる場としてのアイドルシーンからの注目も高まっている。
ちなみに最初にFUNKOT REMIXを依頼してくれたのはSAORI@DESTINYさんでしたが、当時はあまりに早すぎたため、ここまで話題になることはなかった。
・タワーレコード大高店(名古屋)が突如としてツイッター上でFUNKOT応援店を表明。
続いて
磐田店、東浦店、広島店も
FUNKOT応援店を表明!
何が起きている!?
|
アツいポップが!! |
・クイズ「アタック25」にFUNKOT。
アタック25でバラバラになった漢字2文字を当てるクイズで、問題中の
BGMがファンコットのビートでみやみにブチあがると話題に。音の感じから初期の国産物と判定。
・チョーヤのCMにファンコットが使われる。
チョーヤ泡立つウメッシュ「泡ダンス編」あきらかにLEMBANG(初回特集でCYBER
GROOVE1)というファンコットシーンでは有名なメロディの模倣。白人の女性が阿波踊り風のダンスでこちらに踊りながら迫ってくる。
http://www.choya.co.jp/cm/
こちらの「泡ダンス編」です。
コミカルなイメージではあるが、この広がり方は異常
この楽曲は曲名:「ファンキーAWA」 作曲:中島靖雄作詞:非公開歌:平沢なつみ.製作したのはCM音楽のほか、バニラビーンズの楽曲を製作したプロの作曲家の方で、配信、CD発売の予定は無だそうです。
3:ファンコットは本当にダサいのか?
~ファンコットを理解するためのヒント
実際、ファンコットは広がっているし、シーンが存在する以上は、魅力を秘めている音楽である事は間違いない。
しかし、いまだに
「ダサい」と揶揄される事も少なくない。これは当然、
最初にスットコドッコイ音楽という形で日本に紹介してしまった
自分の責任だが、当時は素直にそう思ったのだ
。
「当時」は。
ここで、ファンコットは本当にダサい音楽なのか?というのを考えてみよう。
音楽の評価の仕方で現在主流なのは
「かっこいい」「ダサい」である。
そもそも
音楽に形や色など無いのだから、
冷静に考えると何が「恰好がいい」のかよくわからない。強いて言うなら「いい曲」「素敵な曲」などという表現なら許されるだろう。
カッコいいものがあるとすれば、それは
「演奏している人」がカッコいい、または
「聴いている俺、カッコいい」可能性はある。
音楽は
ただの周波数なので、格好がどうのというのはやはりおかしい。
ただ「素敵」と表現するのは味気ないので、「カッコいい」になったのではあるまいか?
しかし
「カッコいい音楽だけがいい音楽だ」と
言い切ってよい限界が来ているように思う。
それを感じたきっかけが、最近、YOUTUBEで再生数7億を達成し、ビルボードのチャートで一位を獲得した
PSYの「ガンナムスタイル」
「これがなぜ全米や欧米を巻き込んで人気なの?」と戸惑いを隠せなかった人達は
ながらく親しんできた「カッコよさ」がそこに感じられなかったからだと思う。
ガンナムスタイルは何故ヒットしたのか?
昨今、若い層を中心に音楽を聴いて言う反応で「カッコいい」に匹敵するくらい主流となっているのが
「ヤバい」「アガる」という評価である。
もちろん「安静」「安らぎ」の方向に向かう楽曲というのもあるが、ここではいったん無視したい。
ヤバいやアガる、に含まれるのは
ポジティブな意味での「驚き」と「感動」である。
ガンナムスタイルを評価するにあたって
「ヤバい」「アガる」を基準に考えれば、あれがヒットした理由わかるのじゃないだろうか?
サングラスの小太りのオッサンが面白い動きでやたら調子のいいビートに乗り、何やら韓国語で歌っている。そしてPVも滑稽な感じである。
これは
従来の「カッコいい」という基準で言うとゼロ、もしくはマイナスである。が、しかし、なぜか心をつかまれる。
全世界の人たちが感情を揺さぶられたわけだ。
これは要するに何かしら「いい」「素敵」な要素があるからヒットした。
もっというと
「ヤバい」し「アガる」からヒットしたわけである
過去に
ガンナムスタイルと似たようなヒットの仕方をした音楽は結構ある。
ランバダ、マカレナ、スキャットマンジョン、サンバデジャネイロ、マイヤヒなどだ。
みんな知ってる「マイヤヒ」ことO-zoneのDragostea Din Tei
外国語で意味が分からないし、カッコいい人たちが演奏しているでもなく、
なんとなく全世界中を巻き込んでヒットした楽曲たちだ。
(しかも、その後アーティスト達の名まえは印象に残らず、曲だけが有名なのである。全世界的には無名のやからが突然世界中で流行する曲を作ってしまった。彼らがその後どうなった?とか一切聞かないし、好事家で無い限り調べたりしないだろう。でも曲は有名だし、だれでもわかる。)
これらの曲は「かっこいい」とは中々言えない。つまりこれは、
当時としては「ヤバい」し「アガる」からヒットしたのではないだろうか?
ファンコットはこういったモノの感覚に近い。
ファンコットを視覚化するとどうなるか?
Happy Drummer Cat 通称:
ヤバえもん
ヤバいとしか言いようがない。
100パーセントこれを見た人が言う感想が「ヤバい」だ。
ヤバいけど魅力がすごい!ずっと見ていたくなる魅力!
これがファンコットだ!
従来の「カッコいい」視点よりももっと直観的な部分に訴えかける「ヤバい」「アガる」ものと考えるのが分かりやすいだろう。
自分が
二年前、スットコドッコイとこれを表現していたのも、自分の経験や知識に照らし合わせても理解できない部分を、スットコドッコイという言葉で笑いと揶揄の方向に逃げていたのだと思う。
今思えば、現地へ行くまで本来のファンコットが持つヤバさを理解できなかった。
しかし、現地の超巨大ウーファーで爆音を浴び、現地のDJの真剣さに触れる事によって、そういった気持ちが見事に瓦解する。
関連性のないラップやボイスサンプルも気持ちよくリズムを刻み、時に入る東洋的なメロディの心地よさにも気づく。
意味がわからないカウベルのビートが超爆音でなった時の空間を切り裂くような響きや、振動が空気を震わせる野太いベースライン、
そしてファンコットの全部の曲に入ってるんじゃないかと思うくらいに出てくるアーユーレディー!ティッケー。。。
この音楽の持つ
「ヤバさ」「アゲ」に強制的に向き合わされたのだ。
あーヤバい!ファンコット超ヤバい!超アガる!
今でも
STDKなイメージを持ってる人は、三年前の俺と同じ場所に立っている。
つまり
ファンコットの入り口に立っているわけだから、正面から向き合う機会があれば、異常に魅力がある音楽だとわかると思う。
しかし、
「圧倒的にヤバい」し「圧倒的にアガる」存在であるファンコットもそのヤバさを感じられる前に拒否反応を示してしまう人が結構いる。
これはなぜか?
「ヤバさ」にも二種類あるように思う。
「イッテる。」 と
「キテる。」の違いだ。その感動や驚きが
自分の理解できる許容範囲外で意図が計り知れなかったりすると「イッテる」と表現される。
逆に「キテる」は
自分の許容範囲ギリギリまでヤバさが迫ってきている。という事だ。
許容範囲というのは人によって個人差がかなりある。
ある人が「キテる!」と感じて心をぐっとつかまれるものも、ある人にとっては「イッチャってる」と感じて突き放してしまう場合もある。
許容範囲というのは今までの経験値や知識によって広さが決まる。
もっというと、何も偏見がない状態というのが一番許容範囲が広い。
ファンコットの場合、御存じのとおり、西洋発祥の全世界でポピュラリティを得ている既存のダンスミュージックからは
極端に異形である。
ガンナムスタイルよりもだいぶ異形のものになっている。
つまり
「ヤバさの度合いがでかい」=「かなりヤバい」のだ。
ファンコットは
ほとんどの人から見て「イッテる」レベルの音楽なのかもしれない。
だから許容量が大きい人、つまり未知のものに対して好奇心を持って正面から対面できる人にとっては「これはヤバい!キテる!」と感じるわけである。もちろんこれは人種や環境、志向などで左右されると思う。
ただし、
強烈な体験をすることによって、強制的に理解させられてしまうこともある。それが二年前の自分だった。
一般に若いほどヤバさ許容量は大きいと思う。
一番顕著なのは
「子供の反応が異様に良い」という事だろうか。
子供は音楽はあらゆるものに対しての偏見がない。正面からその表現が発してくる「ヤバさ」を受け入れられるのだ。
「ちょうちょ」の歌から「エグザイル」まで同じ感覚で対することができる。
つまりファンコットで言う
「仮面ライダーBLACK」から「マイケルジャクソン」までがを同じ地平でリミックスされるということ。
子供たちの前でDJをしたことがあるが、異常に盛り上がったし、ある
放送作家さんの娘がファンコットを聞いて狂ったようにグルグルまわり続けていた、
という話も聞いたことがある。他にも子供が・・・という話は絶えない。イーアルキョンシーも子供中心に受け入れられているようだ。
子供がヤバいというものは純粋にヤバい。
子供だましという言葉があるが、ファンコットにはそれは当てはまらない。
現地では
大人たちによる巨大なシーンが存在するからだ。
だからそういう(ある種西洋的価値観に根ざした)
カッコよさ判断で音楽を聴いている人には、
「ファンコット?あのダサい奴でしょ?」と一蹴されるし、受け入れてもらえない場合も多いが、すっとこ的な揶揄でも「逆に」でもいいので、ある程度
「キテる!」と捉えている人たちは、
少しはそこに魅力を感じているという事なので、何か機会があって現場などで体験すれば変わるかもしれない。
大事なのは面白さではなくて、
正面から純粋な心で聞いてみて気持ちがアガるか、という所が最重要である。
その観点からみるとファンコットは「間違いなくアガる」。
そしてそのアガる感覚が好きならばファンコットが好きになるだろう。
本来、
音楽や芸術を言葉にする時点で非常にB.U.S.U.Iではあるが、あえてここではこのよう語った。
「ヤバさを多くの人と共有したい。」これに尽きるわけである。
DJミックスをした方がヤバいし、ラジオで聞くよりも、ちゃんとしたスピーカーで。
もっというと現場でデカい音で体感してみてほしい。
ファンコットはヤバい。
もはや考えるな!
アジアの英雄、ブルース・リーは言った。
DON'T THINK!! FEEL!!
(補足)
☆ファンコットが日本人にも受ける理由。
日本含め、アジアははいろいろな文化を共存させる。
例えば、クリスマス、ハロウィン、バレンタインデーを楽しみながら、夏祭りや、節分の豆撒き、お正月七夕なども同時に楽しむ。
とにかく理由を付けて、楽しめるモノ、アガるものを取り入れて来た。
逆に、西洋は日本の祭りや、中国の春節祝いなど、アジアの祭りをアガるからと言って取り入れてはいない。
つまりアジアには、
アガれるモノは、思想や人種、宗教を超えていいとこ取りする考えがあり、無意識にそれを行って来た。
ファンコットは
国籍や、文脈、時代を一切すっ飛ばし、東洋的なモノと西洋的なモノをアガる(ヤバい、enak)だという理由で、共存させている。
例えば、中華系歌謡のリミックスのイントロが、ウルトラボックスのヒムだったり、洋楽の有名曲のサビやラップが、単なる声ネタとして使われている。そこには
国境も人種も文化もぶっ飛ばした気持ちいい、アガれる、という突き抜けた思想しかない。
これはアジアの持つ折衷思想であり、文化、思想、人種を超えた人間の本能として備わる快楽追求を突き詰めた故の音楽性であり、早さも含め、アガるというコトのみを追求した音楽なので、そこになっている音に対して、
文脈や物語性、高尚な哲学、歴史的な何か、メッセージ性を求める人にとっては浅くみえるし、理解しづらいモノかもしれない。
しかし異端を排除するのではなく、独自に解釈し受け入れて来た日本人には思想としても実は受け入れ易いはずではあるし、アジア人のDNAには元から備わっているアガりたい本能からすれば、
これ以上分かりやすく、サービス精神に満ち、そこに特化しまくった現存する音楽の中ではある意味、非常に洗練されたものであることが分かるはず。
洗練をカッコいいと表現するならば、
ファンコットはヤバかっこいいのである。