2012年5月31日木曜日

FUNKOT NEVER DIE!!(インドネシアのDTM世代によるFUNKOTコンピ)

日本にFUNKOTが流入して三年、インドネシアでもやや開かれた存在となり、ネット上で気軽に聞けるようなった事で、 現地の危険なディスコに行った事がないようなインドネシアの若いDTMを趣味とする若者達 がFUNKOTに影響を受け始め、改めて自国の誇る電子音楽という事を認識しはじめたようです。 

DJ JETBARONも日本代表としてこのFREEコンピに楽曲を提供させてもらいました。

 新世代のインドネシアDTMミュージシャンによる「実験的」FUNKOTコンピ

 FUNKOT NEVER DIE!!




















ダウンロードはこちらから。




 =======TRACKLIST========= =========================
 1. DJ DOMBL3H - salomostep (JKT/IND )
 2. DJ JETBARON - cingcangkeling 2012 (YKM/JPN)
 3. DJ UNYU FT. NIVLA - suka suka (BKS/IND)
4. DJ GENTHO ALAS - hardfunk (CPU/IND)
5. TERBUJUR KAKU - hanya kamu (SBY/IND)
6. DJ KOH MBING - hard dugem fucka (BTR/IND)
7. DJ C-PIT - sumpah bukan funkot lay (BKS/IND)
8. DJ LUPHYLUVHY - mas mase maleh doyan mainstream (MDR/IND)
9. DJ OGBM - the barbelhead (GRS/IND)
10. FDJ - funkotoke (YK/IND)





=====SALAM EXTREME!=====
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extreme production dengan bangganya mempersembahkan
FUNKOT NEVER DIE! COMPILATION

Kompilasi ini ditujukan bagi para pendengar sejati funkot,
dan para elektronik musician. kita sedikit bereksperimen
dengan genre yang notabene khas asli indonesia ini. meskipun
genre ini sudah dianggap mainstream, kita membuatnya menjadi lebih extreme.

Musik funkot saat ini sudah dianggap tabu oleh beberapa kalangan.Tapi bagi kami khususnya yang bergerak di bidang
musik elektronik, funkot merupakan sesuatu yang masih menjadi bagian sendi sendi dunia musik elektronik.
Bahkan kemahsyurannya sudah sampai di negri sakura Jepang.
pada dasarnya funkot itu mempunyai elemen dasar seperti bpm cepat,suara cowbell,
bassline khas musik indonesia ( dangdut ),synth, dsb.
yang coba kita ramu untuk menjadi sesuatu yang fresh! dengan tetap menggunakan dasar pakem dari funkot itu sendiri.





 ========================= ライナー翻訳 ========================= 

このコンパイルは、真の電子音楽家やfunkotリスナーためのものです。
私たちの小さな実験 このジャンルはネイティブのインドネシアの代表的な事実である。
 しかしこのジャンルが主流とみなされ、我々はそれがもっと極端にします。 
Funkotの音楽は、現在電子音楽のフィールドに従事する人々、 特に私たちにとってタブーと考えられている しかしfunkotは電子音楽の世界の一部であるものです。
 Kemahsyurannyaも桜の国、日本に行った。(?)

 funkotは、基本的にそのような速いBPM、カウベルの音、などの基本的な要素を持つ インドネシア典型的なベースラインの音楽(ダンドゥット)、シンセなど まだfunkot自体の基本的なグリップを使用しながらも私たちそれをさらに新鮮なものにします。
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(僕の楽曲を除いて)いわゆるイントロが無かったりするので 現場仕様のファンコットとは違う楽曲になっていますが、いわゆるファンコット的な要素 を取り入れつつもさまざまな工夫を凝らしてあり面白い仕上がりになっています。 正統なファンコットは完全なる現場のダンスミュージックとしてこれからもDJ達によって進化し、 生き続けると思いますが、現場を知らないミュージシャンによって一種の電子音楽として取り扱われ、なおかつ自国の音楽に誇りを持つ動きであり、さらにそれを進化させようとする新しい動きだと考えてよいのではないでしょうか?

2012年5月30日水曜日

Romantic ga tomaranai [Dugem Rising™ Jockie "MASTA BASS"Suama]

DJ KISS aka SOLOIST MIXTAPE BARU.

DUGEM BAYANGANのDJ KISS aka SOLOISTが夏向けの新作MIXをフリー公開。

 DJ KISS aka SOLOSIT(DUGEM BAYANGAN DJ™) NEW MIX DROPED.


 SET LIST


1.Shisotex -Nada Sousou
2.Andy - Sex Party
3.JAY.VB - God Is The Girl
4.[PpT] - Angel Eyes
5.Gugun - Danza Kuduro
6.Ronny - Billionaire
7.Dealy - Fuck Martinez
8.Andy - Pussy Base
9.Ronny - Fother Mocker
10.Andy - La Vida Narcotica
11.Andy - Tak Rela
12.Unknown - Give Me Everyting
13.Unknown - Celebrate The Summer
14.JMBS - Secret Tokyo Base
15.Jet Baron - Flashback Nastu
16.Shisotex - Jika Cinta Dia
17.Tamox - Cry In Sympathy Jepang


DOWN LOAD FROM HRERE(mediafire)


 CHECK THIS OUT! DJ SOLOISTは
6/2 渋谷ACID PANDA CAFEで行われるファンコット無料パーティー
 DUGEM RISING ANNEXに出演。

6/3 DUGEM RISING ANNEX


DUGEM RISING ANNEX

ENTRANCE FREE FUNKOT PARTY



FUNKOT伝来三周年記念。
感謝を込めて入場料無料のFUNKOT PARTY!!!
(ワンドリンクオーダー制)

17:00 START 23:00 END

GUEST DJ : HAYABUSA(from OOSAKA) Jockie "MASTA BASS"Suama(DUGEM RISING NORTH EAST)

DJ JETBARON
DJ Shisotex
DJ KISS aka Soloist

and MORE.....

MAP

2012年5月14日月曜日

関西FUNKOT パーティー DUGEM DI BARAT 2 の模様

2012/5/14に京都スパニッシュラテンクラブで行われた関西のFUNKOT パーティーの模様

インドネシア人女性DJ ANNA RAYと一緒にゲストで呼んでいただきました。
当日は多くのインドネシア人のお客さんも来店頂き、最高のパーティーになりました。
righiter君、tagosaku君、hayabusa君のレギュラー陣関西FUNKOT DJ陣の成長も目覚しく、
今後の関西FUNKOTシーンの中心となっていくことは間違いないでしょう。


http://tweetvite.com/event/dugemdibarat2



DUGEM DI BARAT2

DJ ANNA RAY~DJ JET BARON
ANNA RAYの最後にはなんと日本語BREAKBEAT(PROKOT)も登場しています。
WON'T BE LONGとアゲ☆アゲEVERY騎士のリミックスです。
インドネシア人による日本語BREAKBEATは世界初かも!?

http://www.ustream.tv/recorded/22534992?rmalang=ja_JP

2012年5月11日金曜日

ファンコットのここが凄い!トップ5


ファンコットのここが凄い!トップ5

5位 早くて調子が良いところが凄い!

BPM190-200でプレイされるファンコットは、おそらくハウスミュージックに括られるジャンルの中では最速である。はじめはこの速さに戸惑ってどうノッていいか分からないが、
ベースラインとパーカッション、そしてビートに身を任せていれば自然に体は動きだすはず。すさまじい速さだが、実はこの独特なビートは半分(ヒップホップ程度の速さ)でノることも出来るので、ノリかたを変える事で一晩中でも踊り続けられる。
そして圧倒的に調子がよい。


4位 とにかく何でも取り入れることができる雑食性が凄い!

とにかく早いイメージのあるファンコットだが、実は肝となるのがダウンビートと呼ばれる部分。
ダウンビートが取り入れられている曲は全体の3割程度だろう。
曲中でBPMが変わり、突如の展開を示すため、飽きることなく一晩でも一生でも聞いていられる。
この部分にはトランス、ダッチハウス、ヒップホップ、レゲエ、ハードスタイルなどあらゆる別ジャンルを取り込むことが可能である。
頭と終わりは必ずFUNKY BEATで統一されるのでDJでの繋ぎの合理性を考えてある所が凄い。このダウンビートを駆使できるファンコットの持つ自由度はすさまじい。しかし、そのため当然ながら楽曲のタイプは本当に様々である。つなぎの便利さに特化し、簡略された分、DJは選曲には心血を注ぎ、とにかくお客さんの求める気持ちよさを演出しなければならない。ファンコットを知れば知るほど他のジャンルと混ぜるDJは無粋に感じるようになる。だっていろんなジャンルが同じ繋ぎ方でいけるり便利じゃ~ん!

3位 お約束で盛り上がれる所が凄い!

ファンコットは約15年近くの歴史があるジャンルだが、その中で蓄積されたアーカイブはすさまじい。生産量はおそらく毎月200曲を悠に越えるが、あらゆる「定番」、つまりお約束が存在する。これが入るだけでアガるという「アーユーレディー」「ティッケー」を初めとするサンプルボイスはもちろん、名フレーズも沢山ある。このメロディを聴くだけでファンコット中級者はアガってしまうというお約束は沢山あり、また名曲は毎年の如くあらゆるDJが新バージョンを作るし、現場に通うことでこういうお約束を学んでいけるので、楽しめる部分がどんどん増えていく。余計な知識は全く要らないが、現場に通うことでさらに楽しめる部分が増えていく。

定番のお約束はこちらのページで紹介されている。現場に行く前にどうぞ!
http://ameblo.jp/arehafunkykota/entry-11247274004.html


2位 伝統を残しながらも西洋的な手法を取り入れて独自に進化しちゃった所が凄い!

独特のビートとパーカッション、ボイスサンプル、いろいろな特徴を挙げてみるとあらゆる要素にインドネシアの伝統音楽や大衆音楽がルーツにある事が分かる。
裏打ちのパーカッションは古くはガムランやジャイポンガン、ガムランに電子音楽を取り入れたチャンプル・サリ、ポップスンダ、ポップジャワと呼ばれる大衆音楽から確実に受け継がれていることが分かる。またベースラインに影響を感じさせる大衆ディスコ歌謡のダンドゥットもロックやメタル、ジャズなどの要素を取り入れる事でどんどんと進化していったように雑食性はインドネシアの音楽を語る上では欠かせないキーワードである。

1989年のジョッキー・サプトラのミックステープは、いわゆるポップスンダ、ポップジャワといった音楽に当時の最新ビートであるHIP
HOPビートを組み合わせ、スクラッチや定番のボイスサンプルを入れたもので、日本で言う演歌や歌謡曲にダンスビートを組み合わせたような音楽だった。二拍四拍のスネアやボイス、八小節ごとに入るオカズなどは今のファンコットのルーツをかなり感じさせる。
90年代後期のトランスやハードハウスといったクラブミュージック流入により、独自の手法で作り上げたものと折衷させ、インドネシア・ハウス・ミュージックという完全独自のダンスミュージックジャンルを生み出した。
また、アジアが産み出したダンスミュージックでここまでシーンが確立しているものは他に類を見ない。


1位 お客さんの何も考えなくて楽しめる具合が凄い!

長い歴史を持ち、インドネシアのリミキサーやDJに長い時間かけて完成されてきた究極のダンスミュージックフォーマットであるファンコットは、完全にお客さん目線で作られている。華僑のお客さんがいればマンダリン(中国語)の楽曲を入れるし、流行のポップスもあっという間にファンコットに仕立てる。流行のUSトップ40も当然のこと。
楽しませるためにあらゆる素材を盛り込み、REMIXし、工夫されている。
しかし、楽しむ側は作り手の細かい所なんか無視していい。
知っている楽曲のリミックスなら一緒に歌えるし、お約束のボイスやフレーズでもアガれるし、とにかく気持ちよさとアガる事に全ての技術を集約させているから、どんな人でも
振り付けなんか考えなくてもいいし、ベースラインやメロディ、歌に完全に身を任せて馬鹿になって楽しむことができる。
逆にこまっしゃくれて「これを聞いてノッてる俺ってカッコイイかな?モテるかな?」とか心配して心を開かないでいるといつになってもファンコットのスゴさは分からない